今年の旅行も突然に

来週から、一週間ほど旅行に出かける予定。例年、土曜日出発で、翌週の日曜日着という、9日間目いっぱい使っても会社を休むのは5日間という旅程なのだが、今年は航空券代をケチってみたので、そんなゴージャスなことはできない。代わりに平日に出て、平日に帰るパターン。

土日と海の日をまたいで9日間休むのだが、平日休みは実は6日間取る事になる。私も「休むのは一週間です」なんて、どうとでも取れる事を言っているので、同僚は誰も6日間休むという事に気づかず、例年のように5日間だけ休むと思い込んでいるようなので、このまま突っ走ろう。

今年はルフトハンザを利用することになった。去年もだけど。私のようなセコい人間は、利用できる航空会社にこだわりは持てない。どうせ業者用料金なのでマイレージもつかないし、南回りでもなくモスクワ経由でもないことだけで大喜び。

数年前はとにかく毎日忙しかったので、直前に航空券を手配することが多く、そうなると残席があるのは日本航空の正規割引運賃だけ。それがまた高いのよ・・・。日本航空は、表向き格安航空券を販売しなくなったので、欧州系航空会社に較べると10万円近く高かった。でも「時間をお金で買えるなら」なんて青年実業家みたいな事を言っては、30万近い航空券を購入していた。日本航空にはいいところもある。現地発が夜なので時間が有効に使えるし、パーソナルテレビなので映画も好きなのを見られたし。しかし、10万円の差を埋めるほどではない。

パーソナルテレビは映画よりもゲームにはまってしまい、帰りの便なんて本当はひたすら寝るべきなのに、機内で起きている最後の人になってしまった。周囲の乗客や客室乗務員が、「早く寝たら。明日会社でしょ。」と忠告してきそうな気がした。

調べてみたら、ルフトハンザは先月から東京―ミュンヘン線のエアバスの機材に、「Connexion by Boeing」という、機内ブロードバンドを導入したそう。料金はだいたい3千円ほど。ルフトハンザはこのシステムを世界で初めて導入し、現在はミュンヘンーロサンゼルスと、ミュンヘンー東京しか運用されていない。以前、スイス航空が大西洋上で空中爆発した時に、MD11という機体とパーソナルテレビとの相性が悪かったのが原因なのではないか、と言われた。エアバスのの機体とブロードバンドの相性はどうなわけ?しかもブロードバンドシステムはボーイング社のヤツじゃん。