また来月も繰り返されるであろう

読み書きが出来るようになって30年以上経つのに、いまだに月初めには前の月の日付書いてしまう。なんとか学習できぬものか。昨日作成の書類で、手書きで日付を入れるものはほぼ全て、6に二重線を引いて7と書き直した。今日はもう2日目なのに、ま、またやっちゃった・・・。まあいいか、近くの席のおじさんが、「今年は平成何年だっけ?」と怒鳴ったのよりはマシか。それも昨日、7月1日のことだし。もう今年も半分過ぎた今、そのセリフが許される日本人は帰国子女だけ。彼は今年前半、一度も書類を作成したことがないと見た。

それどころか、さっき気付いたが、今日の書類は全て明日の日付印入りのハンコを押してしまっている。一種の未来日記か。あ〜もうどの書類にハンコ押したかわからないので、回収は不可能。後から何か言われたら、土曜に出社したと言い張ろう。

以前ドイツから出国する時にも、翌日付のスタンプを押されたことがある。日本につくのは次の日だから、論理上は可能だが実際には不可能な、欧州―日本同日着ができていることになる。もし何かの拍子に入国管理官に調べられ、偽造パスポートと疑われたらアンタのせいよ。どこの国もそうだが、出国する時には係員の書類の調べ方は甘い。そのときも、隣の係員と談笑しながらスタンプ押してたな。しかし、時刻はすでに昼の12時を回った頃。一体君は何冊のパスポートに未来の約束をしたのか。日本はシェンゲン査証免除国だから良いが、査証該当国の人は次の渡航先でモメたりしたのではないだろうか。

今の会社は、とってもトラディッショナルを重んじるオールドファッションな会社。なので、書類にハンコは当たり前。ハンコが無い者は社員として認められていないし、ハンコが押してない書類は机の上にあっても見えないらしい。よく、「ハンコのインキが薄くなってるぞ!」と注意されている人を見る。100円ショップのハンコを使っていたら、「キミ、これ印影が良くないね」と言われたこともある。ハンコの目利きが多いわ。その前にいた外資系の会社では、一度もハンコなんて押したことなかったのとは対照的。