知らない方が丸く収まる例

うぇ〜6月が始まったと思ったらいきなり雨。日記なんだから、たまには季節の一言を入れておくか。

最近、猫が洗面所から綿棒を持ってきて、投げてもらいたそうなそぶりを見せる。投げてやると、競走馬みたいなすごいダッシュをして取りに行き、また足元まで持ってくる。最初は面白かったが、最近は正直いって面倒なので2,3回で満足してもらいたいところ。

先日、2,3回遊んでやって、「もういいだろう」と思って綿棒を捨てた。すると、また5分後綿棒が足元に配達された。ゴミ箱から拾ってきたのだと思い、また2,3回遊んでやって綿棒を捨てた。しかし、また5分後足元に綿棒のデリバリーが。おかしいと思って洗面所に行ってみると、100本入りの綿棒の箱を床に落として、そこらじゅうに綿棒を散乱させていた。道理で無尽蔵だったはず。落ちた綿棒は拾って、何事もなかったように戸棚に戻しておいた。この家でその綿棒を使うのは同行者Sだけ。黙っていればわかるまい。

そういえば、先日の夜、ちょうど新しい歯磨き粉「デンターシステマ」の封を切って口に入れると、何かヤーな味。何つったって高分子の泡だからな、最新の歯磨き粉はやっぱり違うねえ、と思って磨き続けたが、チューブを良く見ると同行者Sの洗顔料。げっ。紛らわしいところに、紛らわしいものを置くな〜!「スクラブで毛穴の奥まで超サッパリ!」なんて書いてあるよ、ウエ〜ン。

その後報復のため、わざと歯磨き粉があるべきところにその洗顔料を置き、歯磨き粉は思いっきり遠くに置いてみたが、ヤツが騙されなかったのも腹が立つ。それどころか、まんまと自分がひっかかって、再び洗顔料を歯ブラシに付けたところで気が付いた。危ない危ない。しかしSのヤツ、「洗顔料と歯磨き粉は紛らわしい形をしているねえ。」なんつってのどかに言っていた。確信犯か?

このSさん、100円ショップで買ったものに全然信用を置いていないお方。「これは100円均一で買った」と私が誇らしげに見せたタオルとか絶対に使わない。綿棒なんて100均のものでもそんなに品質は変わらないと思うのだが、ジョンソン&ジョンソンなどのブランドものを買いたがる。見えないところのオシャレだな。見えなさ過ぎだな。しかし、100円で買ったと教えていないモノたちは、結構気に入って使っていたりするので、これからも教えないでおこう。ホホホ、アナタの周りのアレもコレも実は100円よ!