チビどもの流行に乗っかってみる

私の姉の子供は2人とも男の子。ジャニーズ系の兄と、野生児の弟。ジャニ兄は今年12歳で、いたって礼儀正しい少年。まだ私と歩くのを嫌がる年ではないためか、一緒に買い物したり図書館に行ったりしている。しかし、きっとあと2年もすれば、「近づくんじゃねえよ、ババァ」とか言われちゃうんだろうなー。キーッ、あいつめ〜。

野生児は、とっても女嫌い。女嫌いっていうか・・・私の弟に、野生児とってはいとこにあたる女の赤ちゃんが生まれたのだが、まだ生後一ヶ月のその赤ちゃんの前では恥ずかしくて、目の前で着替えをしたくないんだって。私の前では何のためらいもなく、脱ぎ着しているが。あのやろう。

その二人とは週に一度位顔を合わせているのだが、時々思ってもみない分野の最新情報を得させてもらっている。ハリー・ポッターは日本でブレイクする前に本を貸してもらった。これ位なら英語で読めるだろうと2巻目の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を原書で買って、「2巻はお姉さん(私よ)が、英語で読むから貸してくれなくていいよ」と言い放って読破してみた。後でこっそり姉から日本版を借りてみると「なぬっ!ここはこういう事だったのか・・・。」「こいつは悪いやつだったのか・・・味方だと思ってたよ。」という箇所が続出。その後の巻は素直に日本語版を借りているが、彼らの記憶に「英語でハリー・ポッターが読めるお姉さん(私よ)」というイメージさえ植え付けられればそれで良い。

今、流行っているのは「ダレン・シャン」という吸血鬼のシリーズなんだって。あ、そう。え、一巻1500円もするのに8巻も持ってるの。私なんか一巻300円ちょいだった「はいからさんが通る」を一冊買うのに、かなりの労働をさせられたというのに。母め〜。