熟女コーヒーで、朝はパニック

朝、最寄の駅から会社に行く途中にコーヒーショップがある。テイクアウトのコーヒーがホット・アイス共に100円(税込)という破格値なので毎日ご購入。このお店では、この時間帯は熟女がテイクアウト係。私は「熟女コーヒー」と呼んでいるが、会社の子はその熟女が隣の課の「関根さん」に似ているという理由で「関根コーヒー」と呼んでいる。本当の店名は誰も知らない。

最近スターバックスは一日一杯のみ。その一杯のスタバはプリペイドカードで買うのだが、このカード、SUICAと同じでどんなに高額の入金をしても一銭のおまけもつかない。ポイントカード全盛のこの時代になんて強気な。最初に出たとき、「このカードには、どんなメリットがあるんですか」と店員さんに聞いたら、「面倒な小銭の受け渡しがなかったり、とか」と言っていた。「とか」というので、続きを待ったが、説明はそれで終わり。その「とか」部分のメリットはいまだに享受できていない気がする。

悔しいので、備え付けのシナモンやバニラなどを必要以上に使ってみる。以前、雑誌で「スタバ攻略術」という特集をしていて、「ホットミルクを頼んで、備え付けのココアと砂糖を入れればホットココアになり、30円のお得」と書いてあった。他にも「アイスコーヒーに備え付けのノンファットミルクを注いで、アイスノンファットラテ」というものもあったが、そこまでして節約するなら、最初からドトールに行け。

スタバの話はどうでもよい。問題は、毎朝利用する熟女コーヒー。このお店は周辺の会社に出勤途中のビジネスマンが良く利用するので、早さもまた重要。いつもはてきぱき注文を聞いてさばいているのだが、たまに列ができてしまうほどモタついている時がある。その列に並んでいるのはみんな、おじさんなんだよなー。最近、私の行く場所はおじさん達とかぶっているので、何とか生活パターンを変えねば。

で、何が原因で列ができているのか、今日やっとわかった。そのお店では同時にミニクロワッサンなどの軽食も売られており、それは一個30円(税別)。コーヒーは内税表示なのに、クロワッサンは外税表示。2つ同時に買うと、熟女の頭の中で、消費税がめちゃめちゃになるらしく、今朝も計算に一波乱あった。しかし、毎朝のことなのだから、「コーヒー+クロワッサン一個:132円」「2個なら:163円」ってどこかに書いて貼っておいてもらいたい。私でさえもう覚えた。