化粧直しの理由

新しい会社に行くたび、トイレで一緒になった同僚に、「本当にこの会社って素敵な男性がいないでしょ。化粧直しにも身が入らないわよね〜。」という意見を頂くが、いまだかつて「素敵な男性」が職場にいた事がないので、その気持ちはわからない。友人には、「それは、その子が狙っている男性が職場にいるから牽制されているのよ。」と言うのだが、いや、本当にそんな男性いないって。

一体どこにいるのだろう、素敵な男性は。もう、都市伝説みたいなものだと思う。「千代田線に乗ると、必ず一両に一人は素敵な男性がいる。」という友達もいるのだが、私が通勤していた頃の千代田線は、それはもう乗車率が400%くらいあったので、どうせ見えるとしても周りの4,5人だけ。またその周りの4,5人は、きまって全員おじさんだったが・・・。

それよりも、どこの会社でも美人は多いと思う。もし私が男性ならば、この中の誰と結婚してもいいな〜と思える会社もあった。もしかしたら、今の世の中、少なくとも首都圏では男性の買い手市場ではないだろうか。美人に限って独身なのもいいではないか。

また、最近の美人は、プライドは高いが性格は悪くないような気がする。例えて言えば、「ガラスの仮面」の姫川亜弓タイプ。きっと小さい頃から、少女漫画で主人公をいびるイライザや、片平なぎさを見続けているので、「私は美しいけど、あんな風にはならないわ。」と念じながら育ったに違いない。なんか、それはそれで、ちょっと不公平な世の中ね・・・。