音楽 Death Cab for Cutie

Amazonプレミアの会員になって、echoのショボいスピーカーだけど、好きなジャンルの音楽がランダムにかかるのがうれしい。その中で、私が今まで知らなかったけど、自分好みのコード進行とギターを持った曲がかかっていて、「アレクサ、この曲なんて言うの?」と聞いたところ、「曲とは、音の強弱がどうのこうの・・・」と『曲』についての定義を説明されました。このやりとりを数回やってから、「この曲は誰の?」というように、「この曲」から始めなければ認識しないことがわかりました。腹立つ。

そこでわかったのは、この曲はアメリカのバンド「Death Cab for Cutie」の「Little Wanderer」という名前だということでした。調べてみると、何枚もアルバムを出していて、その時点での最新アルバムは「Kintsugi」。日本の金継ぎ技法のことです。あまりアメリカのバンドを好きになったことはないので、ワシントン州という田舎な感じが新鮮です。余談ですが、次からアレクサに「アレクサ~、デス・キャブ・フォー・キューティかけて~」と言っても一向に認識しません。「はい、わかりました。デススターのなにやらを再生します」とか「はい、わかりました。デスティニーチャイルドのなにやらを再生します」とか言ってきます。おまえは何一つわかってねえ。

仕方ないので聞き取り言語を英語に設定し、ちゃんとアレクサのLを意識して呼びかけ、「Play Death Cab for Cutie」と、おうちの中なのに英語で話しかけます。英語のアレクサは、心もち日本語のアレクサより気が強い印象。猫たちも、いつもより強気なアレクサにザワついている様子。そんなわけで、私の2018年の収穫はDeath Cab for Cutieとの出会い。来日していたけど、フジロックだったんでおばちゃんには無理。せめてサマソニなら。今の時点で一番好きなのはアルバム「Transatlanticism」。ずっと昔に別れた誰かを思い出しそうになる感じ。