ESTEBANをご存知?

玄関にあるESTEBANよ

とてもお世話になった女性が、今月で会社を辞めるので、お餞別の品を買いに行きました。これがおじさんだと、何を贈ろうか悩むのですが、女性ならたくさんの選択肢の中から、その人のことを考えながら選ぶことができて楽しいものです。


でも、同じ女性に贈る場合でも、お土産を選ぶのはそんなに楽しくない。3週間くらいバカンスがあれば、その間にこまごまとかわいいものを買いためていけるのでしょうが、最高でも9日間がいいとこの日本の会社の休日では、最終日の空港の売店で、
「行ってないけど、隣の国だし、これにしちまえ」
なんて、ヤケになってスイスのチョコレートを買うのはいやだなあ。毎回そうなんですけど。それにしても空港のギフトショップって、どうしてああもハートにストライクしない雑貨ばかり集めているんでしょう。


で、今回私がお餞別の品を買ったのは「ESTEBAN」。フランスのフレグランスのお店です。ここの、壁に掛けられるセラミックのオブジェは、香りも上品で懐かしい感じで、値段も1200円と手ごろなのです。このあいだホームページを見ていたら、「プチプレゼントに最適」と書いてありました。プチプレゼントに1200円かい・・・。結構本気なプレゼントに使っていたわ。


ずいぶん前ですが、やはり会社を辞める人からここのお香を貰ったのが、最初の出会い。その後、美容室でしか見ない高級女性誌でも何度か見かけたので、きっとオシャレな人には人気なんだわ。
と、思っていました。
ところが、平均年齢30歳の同僚4人に、
「○○さんの餞別品をエステバンに買いにいく」
と言ったところ、全員が「なんだそりゃ」的な反応。思ったより知名度は低いのか、それともコイツらがオシャレな人達じゃないのか。


私も最初「エステバン」と聞いたときには、
「あー、宇宙刑事でしょ!」
と思ったもんな。
宇宙刑事ギャバン」の部下の「宇宙刑事シャリバン」の、そのまた部下って気がする。IKEAのことを「池屋」だとやみくもに思い込んでいた同僚は、「エステ判」という、「絆創膏状の、貼るだけでエステ効果がある何か」を想像したというし。まだまだだな、エステバンよ。