フランクフルト2日目

マインタワー

9連休か〜麩菓子探しの旅しか予定がないな。仕方ないので、1月に行ったフランクフルトの旅行記を思い出しながら書いてみます。確か1日目の旅行記だけ書いて、満足して放置してあったはずなので。


ホテルは
「とにかく朝食が豪華」
との評判だったので、メリディアン・パークホテルにしました。冬の旅行は滞在時間が短いことが多いので、駅から近くて、絶対に寒くなくて、仕事にプラスになるようなホテルを選ぶようにしています。「仕事にプラスになるホテル」とは、日本人ビジネスマンがよく利用するようなホテルで、一度泊まったホテルっていうのは、お客さんの説明にも臨場感が生まれて、なかなか役立つのです。夏の旅行の、ド田舎の家族経営のガストハウスなどは、個人的に気に入っていても、出張者にお勧めする機会に恵まれないのが残念です。


メリディアンといえば、昔はメロディアンと区別が付かなかったものですが、フランス系の高級ホテルです。フランクフルトでは新館と旧館に分かれていて、旧館は歴史的建造物として保護されているのに、冬なら私ごときの安い旅行者でも、かなりお得な値段で泊まれます。新館は高いのですが。そういえばメロディアンで思い出したけど、ヨーロッパで一般的なコーヒー用ミルクって、脂肪分が10%前後でほぼ牛乳ですよね。私はその方がさっぱりしてて好きなのですが、コーヒーの味を薄めないためには、日本のミルクのように30%前後の脂肪分の方がおいしいそうです。


「メリディアンの朝食がものすごく豪華」という話は、ホテル予約サイトの掲示板で見たのですが、ヨーグルトとシリアルが数種類、コールドミートとチーズ、ソーセージ、卵、フルーツ、パンなど、一般的な都市のホテルのバイキングだったのです。確かに豪華だけど、あえて言うほど豪華じゃない。今まで泊まったホテルで、朝食が本当に豪華だったのは、リューベックのラディソンホテルか、ベルリンのスイソテル。でも、豪華ではなくても、もてなされている、って気にさせてくれるのは、やっぱり田舎の家族経営のホテルです。なぜかコーヒーは田舎の方がおいしいし。


テルチェックインの後は、なんとなく行きたかった「マインタワー」へ。こういう高いところからヨーロッパの夜景を見下ろす機会なんて、めったにないもんね。途中、欧州中央銀行の前を通りましたが、ユーロ通貨の周りに、ユーロ加盟国の数だけ星をつけた像がライトアップされています。今年はスロベニアが加盟して全部で13ヶ国になったのですが、それにしてもあまりに星が増えすぎて、バランス悪し。これから東欧圏が5,6国増えたら、星の重みでユーロが倒れてしまいそう。ん〜私、うまいこと言うな。