スイカと株価

携帯が定期になる、モバイルスイカ。今までどの駅でも、携帯でJRに入場しているひとを見たことがありません。私のように携帯を忘れがちな人間にとっては、あまりメリットが感じられないシステムです。携帯も忘れた上に定期券も忘れたなんてことになったら、遅刻覚悟で家に帰ります。自分の時給と交通費を計りにかけると、社会的信用度や決まり悪さを度外視すれば、15分の遅刻だったら、取りに帰った方がお得という計算結果が出ています。

しかし、自分の携帯がどうやらモバイルスイカに対応しているようなのです。調べてみると、携帯をスイカとして使うには、びゅうカードに入会しなければいけないらしいのです。もうこれ以上カードは持ちたくないのですが、年会費がタダだったら、入ってやってもよくってよ。

と思っていると、新銀行東京が、年会費無料のびゅうカードを出しているらしいのです。新銀行東京と言えば、カンパニーカラーの群青と黄色が、東京スター銀行と同じなので、まぎらわしくないですか。あと新光証券も同じような色なので、私の中ではごちゃごちゃになっています。

ところで、私の通勤経路にある新光証券の株式表示パネルでは、株価が乱高下した時や、問題の企業の株価が下がったときなど、テレビ局が撮影しに来ます。ついでに、パネルを見ている個人投資家にインタビューしたりするので、私もいつインタビューされてもいいように、模範解答などを考えながら歩いています。

ここのパネルでは、全日空の下がJAL、そしてその下がライブドアなので、毎日、航空2社の株価を意味もなくチェックしている私が、ライブドアの株主に見えなくもありません。
「2億ばかり損したので、働きに出ています!」
というコメントを用意しておりますので、どなたかテレビ局の方、私にインタビューしてください。