マスカラといえば、ミル・マスカラスでしょ?ね?ね?

最近のアイメイクの基本はマスカラですよね?たぶん。ドラッグストアに行けば、マスカラだけのコーナーがあったりして、たぶん30種類以上あるんじゃないかなー。

よく海外の小説などで、おしゃれな女性を描写する時に、
「彼女はマスカラと口紅だけでも十分に美しい」
なんつって書いてあったりするもんな。そりゃ、鼻が高くて顔が小さけりゃ、特に化粧でごまかすことないもんね。

とは言うものの、そういう小説に書かれているのは、男性の目から見た女性の描写だったりするので、本当はファンデーションもアイライナーもばっちり使っているのに、あまりにお化粧がうまいので、それが素顔だと気付かせずに騙されているって可能性も、大いにあると思います。

そういえばアイライナーは、人相をわからなくさせますね。1友達と一緒に温泉旅行に行った時、風呂上りの更衣室で、
「ドヒャー!」
って思ったこと何度もあるもん。

林真理子のエッセーだったか、「アイラインをすると、顔の印象が劇的に変わる女性が、アイラインをひかない自分の姿を見られたくないばかりに、夫や子供よりも数時間早起きする」ってなエピソードがありました。女の心意気を感じます。私ももし、「これを塗れば2センチ鼻が高くなる」というメイク法があったとしたら、早起きするな。いや、しないな。

たまに電車の中などで、頭はヤバいくらいの後退ぶりをしているのに、なぜか睫毛が美しく長いおじさんを見てしまうことがあります。それを見るたびに「適材適所」とか「ライトスタッフ」とかいう言葉を思い出します。その睫毛、そこにあるよりも、もっとふさわしい場所があるんじゃないのかい?それにしても、男女とも白人は睫毛が長いです。斜め後ろから睫毛が見えただけで、東洋人じゃないってわかるもんなあ。

今の日本のマスカラは、とにかく長く、そして上を向いてカールして、密度が高くなるように設計されているようです。
一年に一度くらい、
「私もそろそろマスカラをしたいお年頃」
と思い立って、ドラッグストアで一週間ぶっつづけで試し塗りをした挙句、ようやく見つけて買ったはいいが、その後使わないということを繰り返しているもので、やたらとマスカラを持っています。いけない文字数が。続く。